老化の基礎知識
老化と血圧
人間は、加齢とともに脱水する傾向があり、血圧もこれに影響されます。加齢にともなって、生理機能が低下すると、血圧も低下するように感じますが、実際は加齢に伴い、血圧が高くなる人が多くいます。
血圧が上昇する症状が現れるのは、早い人で30代から現れます。加齢とともに高血圧になるのは、加齢によって動脈硬化の症状が進行し、血管の細胞も弱まって弾力が無くなってしまう事が原因です。
心臓は収縮と拡張を繰り返してポンプの働きを行っていますが、動脈の血管が弱っているので血液を送り出すために圧力を強くしなくてはならず、血圧が上がってしまうのです。
高血圧が続くと、血管が傷ついてしまい、ますます動脈硬化が進行する事になります。ほとんどの高血圧の患者は、本態性高血圧と呼ばれる原因が分からない高血圧症です。この高血圧の原因は、遺伝子や生活習慣など、様々な原因が相互作用して血圧が上昇すると考えられます。
また、血圧を上げる可能性のあるものとして、喫煙や飲酒などの嗜好品、塩分の過剰摂取や肥満、精神的ストレスや自律神経の異常などがあります。特に、肥満の人は高血圧になる傾向があり、やせ形の人に比べて3倍は高血圧になりやすいと言われています。
肥満が高血圧の原因になるのは、交感神経機能が過食や塩分の過剰摂取で異常を起こし、高血圧になるとされています。また、肥満で全身に送り出す血液量が必然的に多く必要になるので、結果的に血圧が上がります。
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